「うまく測れない」を解決。非破壊糖度計が苦手な3つの場面
果実を切らずに糖度が測れる「非破壊糖度計」。
収穫時期の見極めや出荷選別に欠かせないツールですが、
- 「時々、実際の味と数値が違う気がする……」
- 「エラーが出てうまく測れない」
といった経験はありませんか?
実は、非破壊糖度計にはその仕組み上、いくつかの「苦手な場面」があります。本日は、精度の高い測定を行うために知っておきたい「3つの注意点」を解説します。
非破壊糖度計で精度の高い測定を行うための注意点
■「温度」による影響〜果実を測定環境の温度に馴染ませる〜
非破壊糖度計(近赤外線式)は、光の吸収具合を計算して糖度を割り出します。果実などは温度の変化によって光の吸収具合が変化します。
直射日光で熱くなったり、冷蔵庫から出した直後は要注意です。果実を測定環境の温度に戻してから測定するようにしてください。日々の糖度変化を正確に記録したい場合は、測定時間を統一しましょう。これだけで、温度差による数値のバラつきを抑えられます。
■「密着度」と「測定位置」のムラ〜複数箇所の平均値を見る〜
測定器と果実の間に隙間があると、外光が入り込むなど正しく測定できないケースがあります。
ゴツゴツした形状や、小さすぎる果実は密着しにくいため、注意が必要です。また、果実は「日当たりの良い面」と「影の面」で糖度が異なります。1箇所だけでなく、数箇所を測った平均値を見るのが確実です。
■ 「品種」や「熟度」による計算式の違い〜未熟・過熟に注意〜
非破壊糖度計は、内部で「この光の吸収具合なら糖度は〇度」という計算(プログラム)を行っています。そのため、プログラムに登録されていない品種や、極端に未熟・過熟な果実では、計算が合わなくなることがあります。
まとめ:より正確に測るために
シーズンの使い始めや、新しい品種を試す際は、数個だけ実際に絞って測る「破壊式糖度計」と数値を比較(校正)することをおすすめします。
- 「自分の育てている作物でも使えるかな?」
- 「今の測定値、ちょっと怪しいかも……」
と思われたら、いつでもお気軽に弊社スタッフまでご相談ください!
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